当社・大力水産では海産物の卸売販売とともに、自社製造の「窒素氷®」も販売・取り扱いをしています。
魚を鮮度良くお届けするためになくては欠かせない氷。自社製造の氷は特殊で一般的な氷と違うからこそ、大力水産は三陸の魚を新鮮にお届けすることが可能となっています。
大力水産で使用・販売している「窒素氷®」について紹介します。
鮮度を保つ特殊な氷「窒素氷®」について
窒素氷®が酸化を防げる理由
鮮魚を新鮮に保つ・鮮度落ちさせないためには、鮮度が落ちる原因「酸化」を防ぐ必要があります。
「酸化」とは、空気中の酸素と魚が体内に持っている酵素が結合することで起こる現象です。
そのため、酸素と酵素が結合しないように酸素を排除することで鮮度を保つことが可能に。
食べ物を味落ちせずに長期保存する方法の一つに「真空パック」(酸素がない状態を作る)がありますが、まさにそれ。
氷は水でできていて、水は酸素と水素でできています。
空気中の酸素と程度は違うものの、酸素が含まれているので魚の鮮度に影響します。
窒素氷®が酸化を防ぐことができるのは、鮮度落ちの原因・酸素を窒素で取り除いた氷だからです。
窒素氷®は安全安心な氷
鮮度落ち(酸化)を防ぐ窒素氷®️は、水に窒素を充填することで酸素を追い出した氷。
そのため魚とともに箱につめられた氷が溶けると窒素が充填された状態になるので新鮮保持効果が続くので、普通の氷よりも鮮度を保つ効果が高いです。
さらに窒素は空気(大気中)にも含まれている成分なので、魚(食品)の安全性も高く、安全安心にお届けすることが可能です。
大力水産の「窒素氷®」製造および販売について
鮮魚の鮮度保持に欠かせない氷。
三陸の美味しい魚を美味しく安心してお届けするために、氷は必要不可欠です。
当社が鮮度の良い魚介類を即座に全国にお届けできる理由の一つに、自社製造した「酸化抑制効果」のある窒素氷®️を使用していることも挙げられます。
「窒素氷®」大力水産の製氷工場について
製氷工場は大船渡市場の目の前
大力水産の製氷工場がある場所は、大船渡魚市場(岩手県大船渡市大船渡町)の目の前にあります。
大船渡魚市場から少し離れた高台にある国道45号から魚市場を見渡すことができ、一緒に「DAIRIKI」「大力水産」の文字がある白い建物も見えたりします。
岩手県内陸部はじめ大船渡以外からいらした方は「大力水産の本社?」と勘違いすることもありますが…魚市場前にあるこの白い「大力水産」の建物こそが製氷工場です。
製氷工場敷地内で氷をコンテナに入れている作業の背景には魚市場の建物と駐車場があります。
文字通り魚市場の目の前に自社の製氷工場があるので、市場で仕入れした鮮魚をすぐに自社製の窒素氷®️で保冷しながら本社工場まで運搬することができます。
大力水産工場内では、製氷工場から運搬してきた大量の氷を専用機に入れて素早く効率的に箱詰め作業に用いたり、魚種によっては手作業で丁寧に箱の中に氷を敷き詰める作業を行っています。
大力水産では窒素氷®️の販売も行っておりますので、ご相談等ございましたらぜひお問い合わせください。
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